ちゃっぱー物語 1,260円(税込)/箱(8ヶ入)
佐世保商工会議所主催の「させぼのお土産作りコンテスト」
市内の6店舗のお菓子屋と九州文化学園の学生が各店舗6名づつの学生と組み佐世保ならではのお菓子を開発する企画でした。草加家チームはまず お菓子の素材を何にするか考えました。高木社長は学生たちに「まず生産者の顔が分かる佐世保の食品を持ってきて」と宿題を出しました。集まった素材は お茶、米、野菜など。 話し合いの結果、お茶(世知原茶)に決定。それから学生たちといっしょに草加家工場で試行錯誤の試作品作りが始まりました。「君たちが10年後に結婚して子どもと一緒に買いに来た時、お母さんが作ったお菓子だよ、と教えたくなるようなものを作ろうね」そんな思いを込めながらお菓子作りは続きました。
ついに完成『ちゃっぱー物語』
世知原茶を粉末にし、香り・色・渋みを損なわないように、蒸し菓子にして自家製きなこのクッキーを下に敷きました。和洋が1つになった世代を選ばない味と、形は九十九島をイメージし、材料の全てを国産、香料、着色料など添加物を使わない安全で安心な『ちゃっぱー物語』が完成しました。外箱は再び使いたくなるような天然竹皮を使いました。ネーミングやしおり、POPなども全て学生の手作りです。コンテストではおしくも準優勝でしたが、この体験から4人の学生たちは、創り上げる達成感と一生の思い出を得たことでしょう。
コンテストのその後…
卒業の思い出に、と「長崎県の特産品新作展」にも高木社長はこの作品を出品しました。結果は奨励賞!と素晴らしい賞を頂き、さらに今年のはまぜん祭りのお茶席でのお菓子にも選ばれ会期中は様々な方々にふるまわれました。